【知っていますか?】AGAにあった育毛剤の選び方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

最近、AGAという言葉をききますよね。みなさんは、AGAの事をどれ位知っていますか?最近はあまりにも多くAGAという言葉を聞くので、ハゲや薄毛イコールAGAと考えている人もいらっしゃいますが、ハゲや薄毛は様々な原因で起こります。髪や頭皮が不潔だったり、ストレスがたまるなんていうのも、ハゲや薄毛の原因として挙げられます。
ハゲや薄毛の対策はその原因に合わせた対策を行うことがとても重要です。まずは、自分の状態を知るためにもAGAについて知っておくことは重要です。
今回はAGAとは何か?とAGAのための育毛剤について詳しくご紹介します。

AGAの原因はジヒドロテストステロンという成分

AGAとは「男性型脱毛症」の略です。実は日本人男性の30%は、AGAと言われています。
ハゲや薄毛のAGA以外の大きな原因は老化や頭皮環境の悪化などがあります。
AGAは、早ければ20~30代から髪が薄くなったり抜け毛が多くなったりします。髪が抜けた後に新しい髪が生えてこなくなり、おでこがひろくなってしまったり生え際が後退してしまったりすることもあります。

AGAの原因としては、男性ホルモンのテストステロンが酵素によって交換されてできたジヒドロテストステロン(DHT)の働きによって、発毛サイクルの乱れを引き起こすことと言われています。これはしっかり治療をしないと改善することはありません

育毛剤に多い頭皮の血行促進ではAGAによる薄毛はなおらない。

しっかり治療をしないと治りませんが、逆を言えば原因をよく知って対応すれば改善することは可能だということです。しかし、それにも方法があります。育毛剤を使えば必ず改善されるというわけでもないのです。

そこで、育毛剤についてもある程度知っておかなければいけません。
まず育毛剤でなぜ髪が生えるようになるかと言うと、育毛剤に含まれる成分が毛根の毛母細胞を活性化させることで髪の発育を促すからです。

しかし、それだけです。ですから、そういったタイプの育毛剤は男性ホルモンが原因のAGAには何の役にも立たないのです。仮に生えてきたとしても、それは一時的なものです。一時的には髪が元気になり戻っただけに過ぎないのです。時間が経過すれば確実に進行していきます。

5573cd898dd1a9a77eb56837ab03b925_s

ジヒドロテストステロンを抑制できれば、髪は生える

AGA(男性型脱毛症)の根本的な原因は悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の発生によるものです。ですから、その発生を抑制しなければ克服することもできないのです。ですが、AGAの方が育毛剤を使っていることが多いです。一時的な効果があったからとそのまま使い続けておられる方もいますが、それは大きな時間のロスです。

天然成分は亜鉛やノコギリヤシ、オウゴウンエキス

AGAの薄毛には効果のある天然成分があります。このような3つの天然成分の配合された商品をえらぶところからはじめましょう。

亜鉛

髪の99%はタンパク質で出来ていて、亜鉛はタンパク質を髪の毛に生成する働きがあります。

亜鉛は食事では摂取しにくいので不足しがちです。髪の毛を増やすためにも、亜鉛は積極的に摂るようにしましょう。

また、亜鉛には「5-aリダクターゼ」を抑制する働きもあります。髪にとって重要な成分というわけですね。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシに含まれるオクタコサノールやステロールと言われる成分が、「5-aリダクターゼ」と呼ばれる酵素の働きを抑制します。この「5-aリダクターゼ」とは男性ホルモンであるテストステロンとくっついて、AGAの原因となっているジヒドロテストストテロンというホルモンの変化してしまいます。

オウゴウンエキス

中国の漢方約として利用されています。それなりの育毛効果や効能が期待できます。
1. 抗炎症作用
髪を支える頭皮は、洗浄力の強いシャンプーや紫外線などでいつもストレスにさらされています。そんなことにより頭皮が炎症を起こすことが多いのです。頭皮トラブルが起こると髪を支えることが難しくなり、抜け毛の原因となります。
2. 保湿効果
水分はお肌だけの問題ではありません。頭皮も同じことです。水分や皮脂は頭皮の保護をする役割をはたしています。それが乾燥することで頭皮のトラブルにつながるのです。
3. 老化防止効果
老化が進む原因は活性酵素の影響によるものです。外部刺激から発生した活性酵素は細胞などダメージを蓄積させ、老化に進んでいきます。このダメージの蓄積を軽減させることができるのがオウゴウンエキスです。

医薬品成分としてはフィナステリドとデュタステリド

医薬品成分でもAGAに効果のある成分はあります。「フィナステリド」「デュタステリド」は同じようなジヒドロテストステロンを抑制する作用があります。同レベルのAGAが進行している人に対してこの2つを投与し、150日経過時点での毛髪数を比較する測定試験もおこなわれました。その結果、直径2.5cmの毛髪再成長確認ではフィナステリドは108本デュタステリドは72本でした。

残念ながら副作用があります。それは、性欲減退、鼻咽頭炎、女性の薬剤接触禁止、肝機能障害などです。鼻咽頭炎とは鼻水が出る風邪や花粉症の症状に近いものです。約15%の方がこれを訴えるということです。そのほかの副作用としては、1~3%前後となっています。この程度の副作用はどの薬でも認められることですので安心してください。しかし、頭に入れておくといいでしょうね。

こんなに優等生な成分ですが、あまり普及していません。それはすぐに耐性が発症する可能性があり効果の持続が薄れていくということと、そもそも薄毛の治療として認められていなかったということです。現在は、2015年9月にAGAの医薬品として厚労省に正式に認可されました。ですから最近、特にTVなどでAGAを特集するようになったのでしょうね。

このような成分もチェック項目の1つですよ。

まとめ

AGAは最近とても有名になってきました。

薄毛で悩んでいる多くの人がAGA(男性型脱毛症)であるにもかかわらずあまり内容が知られていないというのは残念なことです。薄毛対策の改善方法は他でもなく、自分の状態を深く知ることからはじまります。AGAなのにその治療をしていなかったと思うと、なんて時間の無駄なんだとおもいませんか?

AGAのことをよく知って、自分の状況も把握して、どんな成分が大切なのかを頭にいれつつ薄毛対策を頑張ってください。

関連記事:【徹底解説】5つのハゲの原因
関連記事:簡単にできる!ハゲの遺伝子検査
関連記事:ハゲの天敵、悪玉男性ホルモンとは!