迫りくるM字ハゲの恐怖…M字ハゲに最も有効な対策は早期発見

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「髪の毛があるのか無いのか」、つまり「ハゲないか」という問題は男性にとっては切実です。女性のように中高年を過ぎてもいつまでもフサフサでいられる生き物では無いのです。

ハゲてしまうと自分自身の自信を喪失してしまい、性格が変わってしまう場合も。何と言っても女性にモテません。無情にも結婚前にハゲてしまうと人生設計が狂ってしまいます。

また、そんなハゲにも様々な種類がありますが「前から見られても目立つ」という点においてM字ハゲは厄介な存在。頭頂部のハゲであれば帽子等で簡単に隠せますがM字ハゲは隠しようがありません。

M字ハゲはハゲの中でも最も他人に与える印象が強烈なんですね。
ハゲの中でも最も辛いタイプのハゲと言えるでしょう。

そんなM字ハゲですが、早期の段階でハゲる兆しに気づいてしまえば実は対策することは簡単なんです。ここではM字ハゲの進行状況を初期、中期、後期に分けて特徴的な症状について説明し、その対策について徹底解説します。

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M字ハゲの進行段階

違和感があるかも?初期段階の状況と対策

M字ハゲの初期段階はまず毛が抜けやすくなります。そして徐々に毛が柔らかくなっていきます。しかし、この段階ではまだまだ鏡で見ただけで気付くのが難しいです。髪をセットする際、違和感を覚えることで「もしかして…M字ハゲ?」と気付く人も中にはいるかもしれません。

抜け毛が増えているので毛の量が減ります。更には髪のヘアサイクルも乱れ始めていますので髪がしっかりと成長せず、細い状態のままの毛も増えてきます。太い毛より細い毛の方が柔らかいのは道理です。そのため、いつもと同じように髪の毛をセッティングしようと思っても質量が異なるのでなかなか上手くセット出来ません

また、軟毛化によって寝癖が激しくなります。特にM字部分に関しての寝癖がいつも以上にひどくなっているようであれば、既にM字ハゲの初期段階に入ったと考えてよいでしょう。

しかし、この状況はまだまだ絶望段階ではありません。それなりに対応が簡単な時期です。

この段階は毛の「抜ける力」は強いものの、毛が「生えようとする力」もまだまだ残っていますので抜け毛を防止すれば、自ずと元の自分を取り戻せます。

規則正しい生活はもちろんですが、AGA治療等でも成果が出やすい段階です。少しでも自分の髪の毛、特にM字部分がおかしいなと思った時に少しでも早く動ければ改善する見込みは大きい段階と言えるでしょう。

明らかに後退している…中期段階の状況と対策

鏡で見て明らかに後退が始まっていると感じたらM字ハゲは既に中期段階に入ったと考えてよいでしょう。中期段階に入ると抜け毛も増えたなと実感しますし、何より自分自身で鏡を見て「明らかにおかしい」と感じるレベルです。

この状況になるとヘアアレンジで隠すのも難しいレベルになります。下手にM字部分を隠そうとすると他の部分が透けて見えてしまいます。M字の生え際付近の毛量が減っていますのでM字部分を隠そうに隠すのに使える毛があんまり無い状態。かといって短髪にするとM字が目立つという悪循環に。

この段階に入ると毛が生えようとする力もだいぶ弱まっています。抜ける力も依然強いので、生える力も弱まってしまうと抜けた分のリカバリーが追いつかず、徐々に生え際が後退していくのです。

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育毛剤等で治療をするだけではなく、AGA治療HARG治療など、積極的な治療が求められるでしょう。元通りにしようと思ったらそれなりに時間がかかりますので、治療においても一発逆転を狙うのではなく、時間がかかるものだと自覚しておきましょう。

M字部分以外にも…後期の状況と対策

M字部分だけではなく、頭頂部や前頭部も薄毛が目立つようになり、M字ハゲというよりも全体的にハゲが進行している状況。これは完全にM字ハゲの後期に突入しています。ここまで来れば自覚していない人はいないですし、もはやM字ハゲ云々よりも頭全体の問題としての対策が求められます。

この状況に達してしまうと、抜ける力は依然として強いままで、なおかつ生える力そのものが完全に無くなりつつあると考えてよいでしょう。そのため、M字ハゲを改善するというよりも、頭皮の状況そのものの改善が求められます

抜け毛防止だけではなく、育毛というアプローチも必要になりますし、どのような治療を行うにせよどうしても時間がかかります。また、ただ単に育毛剤の力だけに頼るのではなく、HARG療法など外的な刺激も求められるでしょう。元に戻すのが不可能とまでは言いませんが、それ相応の時間がかかりますので根気と高額な治療費用が求められます。

この状態に陥らないよう、なるべく早期でM字ハゲ治療を開始しなくてはなりません。そのぐらい後期まで進行してしまうのは非常に深刻な状況と言えるでしょう。
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M字ハゲの原因とは?

M字ハゲの原因も様々なものがありますが、一般的にはAGAによる原因が最も多いです。AGAとは男性型脱毛症と呼ばれているもので、言うなれば体の中の問題です。

男性ホルモンの一種であるテストステロンが還元酵素である5αリダクターゼと結合することにより、ジヒドロテストステロンへ(DHT)と変化してしまうことがAGAの元凶です。

テストステロンも5αリダクターゼも誰もが持つものですが、問題はその量です。量が多ければ両者が結合し、ジヒドロテストステロンとなる量も増えてしまい、結果的に抜け毛が増え、M字ハゲへとまっしぐらです。これはいわば個々人の体質というか遺伝子的な問題なのです。

また、M字ハゲになるかならないか、言い換えればAGAになるのかならないかはある程度体質からも見えてきます。

  • 毛深い
  • 髭が濃い
  • 胸毛や腋毛、陰毛が濃い
  • 頻尿

これらがどれか当てはまる人は体にM字ハゲになるリスクを抱えていると考えてよいでしょう。

毛深いとAGAになりやすい点に関しては多くの方が何となくご存知かもしれません。男性ホルモンが強ければ頭髪以外の体毛は毛深くなり、そのぶん頭髪は薄くなりがちです。

それでは、なぜ頻尿だとM字ハゲになるリスクが高まるんでしょうか?

頻尿にも様々なタイプがあるのですが、男性にしかない前立腺肥大症という症状。これは前立腺が膨れてしまい、尿道を圧迫するのです。尿道が圧迫されると、一度のお手洗いで尿がすべて出ないのでどうしても頻尿になってしまいます。

そして、実は薄毛の原因となる男性ホルモンDHTは前立腺を肥大させる働きを持っているんです。そのため、頻尿感が強い人はM字ハゲのリスクが高いと言えるのです。

M字ハゲの進行は言われてるほど怖くはない!

M字ハゲに対して恐怖心を覚えている人も多いかもしれません。

ですが、M字ハゲに限らず、ハゲの原因とされているAGAは現代では治療が確立されつつあります。なぜハゲるのか、かつては「遺伝」「生活習慣」としか説明できませんでしたが、現在は男性ホルモンの異常という科学的な観点からの原因究明が進んでいます。M字ハゲは諦めなければならないものではなくなっているのです。進行状況によって治療の程度や時間が異なるとはいえ、決してかつてのような「不治の病」では無くなっています。

これらを踏まえるとM字ハゲを改善するためには何よりも早く気付くことが大切です。中期段階にまでなれば多くの方が「おかしい」と気付くでしょうが、それから治療を開始してももしかしたら手遅れになってしまうかもしれません。もし初期段階で自覚出来れば、M字ハゲ治療はわりと簡単に治療できてしまうものです。

それだけに、毎日身だしなみをする際の鏡チェックはもちろんですが、起きた時に枕元に抜け毛があるかどうかや、寝癖がどのような状況なのか。そして体質。これらをトータルバランスでチェックし、自分自身の現状を客観的に見るようにしましょう。

自分の髪の毛の状態に敏感になって、M字ハゲの兆候にいち早く気づく。
これがM字ハゲ対策において最も大事な点です。

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