ハゲの漫画のキャラクター

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日本の漫画はバラエティ豊かな登場人物が多数登場する事で世界中に知られていますが、その中でも特に日本漫画には欠かせない存在なのが「ハゲている漫画のキャラクター」ですよね。
日本の漫画に登場してくるハゲのキャラクターは、現実社会で見られるような「ハゲに対してのネガティブな気持ち」が一切ないキャラクターが多く、「ハゲなんて気にしない!」という力強い姿勢はハゲや薄毛に悩んでいる人にとっては希望の星のような存在です。
今回は、そんな「ハゲてる漫画のキャラクター」を一挙ご紹介しちゃいます!
あの思い出の漫画のハゲキャラや、名作漫画のハゲてる登場人物まで、色とりどりの「ハゲキャラ」オンパレード、ぜひご覧ください!

「ドラゴンボール」のクリリン

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ハゲてる漫画のキャラクター、トップバッターは、世界でもっとも視聴されている日本のアニメ作品でも知られている「ドラゴンボール」の登場人物である「クリリン」です。
クリリンはドラゴンボールの主人公である孫悟空の親友、片腕として漫画の作品中ではコミカルな役割を演じたり、時には熱い男の友情を見せてくれたりと、世界中で人気のあるキャラクターでもあります。
クリリンのハゲ頭は特徴的なおでこにある「6つのお灸のあと」が印象に残っている人も多く、子供の坊主頭を見ると「クリリンみたい」と表現する人も多いですよね。
クリリンはドラゴンボールの作品中では倒されてしまったりとさんざんな目に遭ってしまいますが、実は地球人の中では最強レベルの強さを持っているなど、「実は強いハゲ」としても有名ですね。

他にも亀仙人などハゲキャラは何人か登場します。ハゲは強さの象徴なのでしょうか?

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「シティーハンター」の海坊主

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1980年代にスタイリッシュな作風でアニメ化もされ一世を風靡した人気漫画「シティハンター」。
主人公のスイーパー(殺し屋)冴羽獠が魅せる超一流の銃の腕前やコミカルな雰囲気は作品に彩りを添え、多くの「シティハンター」ファンを生み出しました。
そんなシティハンターの作品中には、「海坊主」という通称を持つイカつい体格をしたサングラスをかけた大男が主人公の冴羽獠の敵として登場します。
当初は獠の敵だった海坊主は後に獠達と仲間となり、喫茶店のマスターになる、といった風変わりな作品設定が当時話題となりました。
作品の中では普段はサングラスをかけてコワモテの大男、といった雰囲気の海坊主が、女性や猫が苦手という「変な所に臆病」な面を持つキャラクターとして描かれており、「ハゲてて怖いけど、カワイイ」という不思議な雰囲気で主人公に次ぐ人気を誇っていたキャラの一人でした。

「魁!男塾」の江田島平八

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男くささがただよう独特のタッチで人気を博した漫画家、宮下あきらが描いた「魁!男塾」は、1980年代前半から中頃にかけて当時の小中高生を中心としてカオス的な人気を博した漫画です。
アニメ化もされ主題歌を一世風靡SEPIAが歌うなど話題となった魁!男塾はいわゆる不良学生などの問題児を集めて更正させる「男塾」での生活や闘いを描いた作品であり、多数のハゲキャラが登場するのですが、その中でもひと際印象的なのが男塾の塾長である「江田島平八」です。
つわもの揃いの男塾の塾長を務めているだけあって、体格は筋肉モリモリ、1本だけ髪の毛が残っているピカピカのハゲ頭に男らしい口ヒゲ、そしてトレードマークの羽織と袴の正装姿で「私が男塾塾長、江田島平八である!!!」という決めセリフと叫ぶシーンは当時の子供達や中高生がよく真似をしていました。
男塾の中でもトップクラスの戦闘力を誇っていた江田島平八は男塾の塾生達のピンチを救うお助けキャラとしての活躍もめざましく、作品中のある戦闘シーンでは「ワシを倒したいなら、核ミサイルを持ってこんか!」とまで言い放った伝説を持つ“漢(おとこ)”でもあります。

「あしたのジョー」の丹下段平

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昭和40年代の東京・山谷のドヤ街を舞台に主人公の青年、矢吹ジョーがボクシングを通じてさまざまな人との出会い、そしてライバルとの闘いを果たしてゆく「あしたのジョー」。
すべてのジャンルを超えた永遠の名作として語り継がれるあしたのジョーですが、主人公の矢吹丈のケンカの強さを見て腕前に惚れ込み、ジョーをボクサーの道へ誘うきっかけを作ったのが、あしたのジョーの代表的なハゲキャラ、丹下段平です。
頭は髪の毛が一本もないいわゆる「つるっぱげ」状態に加えて、目の古傷を隠すためのアイパッチがトレードマークの丹下段平は、自身も若い頃はプロボクサーとして活躍するも酒癖の悪さからコミッショナーを殴り倒してボクシング界を永久追放された、というすさまじい経歴と過去を持つ非常にアクの強いキャラクターであり、あしたのジョーの副主人公でもあります。
彼が作品中で叫んでいた「立て!立つんだジョー!」は名セリフとして今でもテレビのコマーシャルやゲーム作品などでパロディ化され、若い世代の人達があしたのジョーという名作漫画に触れるきっかけになっています。

ちなみに、実写版の「あしたのジョー」では香川照之さんが丹下段平を演じていますが、ものすごくはまり役でした。

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「サザエさん」の磯野波平

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国民的漫画として昭和の時代から現在に至るまでアニメ作品を中心に全世代の人達に高い人気がある「サザエさん」。
サザエさんは今では珍しくなってしまった昭和の二世帯の大家族の日常生活の様子を描いた漫画作品として老若男女を問わず知名度が高く、その中でも特に印象的な「ハゲキャラ」として知られるのがサザエさんの父親にあたる磯野波平です。
波平は「波平さん」の愛称で長い間愛され続けている、言わば「日本でもっとも有名なハゲキャラ」でもあり、トレードマークの「頭のてっぺんに1本だけ毛が生えているハゲ頭」は、一度見たら忘れられないほどの強いインパクトがありますよね。
あまりにも有名な波平さんは、近年ではそのハゲ方が「AGAの可能性が強い」など、科学的な視点からハゲ頭を分析されるなど、時代と共に変わる「ハゲ事情」にもしっかりと対応しており、「日本一有名なハゲキャラクター」としての健在ぶりを見せています。

漫画のハゲキャラのポジティブさを見習おう

とかく悲観的になりがちな現実世界のハゲや薄毛に悩んでいる人達ですが、今回ご紹介した漫画のハゲキャラクターはすべてのキャラが「ハゲをまったく気にせずに元気に生きている」という共通点があるのをお気づきでしたでしょうか?
「ハゲている事なんて気にしない」という彼らのポジティブさを見習って、現実でもあまりクヨクヨせずにいた方が髪の毛にとってはかえって良いのかもしれませんね。
漫画に登場するハゲキャラクターのポジティブさや明るさは、ぜひ、見習いたいものですね。

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