ハゲ・薄毛に悩む女性の年齢がどんどん低年齢化してきている時代です。もはや30代の女性のハゲ・薄毛は珍しくはありません。実際のところ、30代にはハゲ・薄毛になってしまう原因が多くあります。ダイエット、仕事、結婚、妊娠、出産、離婚、昇進、転勤などなど、人生のうちの大きな変化を迎える女性がとても多いです。
30代という年代はとてもストレスが多い年代といえます。ゆえに、その年代でハゲてきてしまった場合、気を付けたほうがいいことがあります。筆者の無排卵月経の治療の話しも混ぜながら、気を付けるべきことをお話しします。
目次
女性ホルモンがきちんと分泌されていないかもしれない
あなたは生理が順調にきていますか？ハゲてきたとか、髪薄くなってきたなどと言っている女性の中には、生理がかなり不順だったり、しばらく着ていなかったりする女性が少なくないようです。
そのような時、絶対に妊娠はありえないという人以外は、まずは妊娠していいないかをチェックしましょう。妊娠の可能性がないのに、生理があまりにも遅れるのは長く放置してはいけません。
女性ホルモンのバランスが狂っていて生理が来ていないのであれば、ハゲ・薄毛もそれが原因かもしれません。その場合、シャンプーや整髪剤などをハゲ・薄毛に効果のあるものを一生懸命に使ってもなかなか効果が出にくいです。
改善できることは改善し、女性ホルモンがしっかりと分泌されるようにしなければなりません。30代で生理が長い期間不順であれば是非病院に行きましょう。
これから出産を考えている人の場合、生理がちゃんとこなければ不妊症となってしまうかもしれません。ハゲ・薄毛が警告を発してくれているのかもしれません。ハゲ・薄毛と無月経とか生理不順が揃えば要注意です！
ストレスがたまりすぎているかもしれない
あなたはいつも疲れた感じがしていませんか？30代というのは人生の大きな転機を迎えやすい年齢です。大きな差がつき始めるのが30代ですね。それをわかっていて、頑張りすぎていて、ストレスがたまっていませんか？
仕事、恋愛、結婚、家事、子育て……、30代はたくさんのイベントが待っている時期です。そろそろ住宅ローンを抱える人もいるでしょう。介護に悩む人も出始めますね。30代の女性はたくさんのことを決断する時期といえるでしょう。
そのような中、疲れすぎていませんか？大切な時期なのはわかりますが、上手にストレスを解消するようにしなければ、体調をくずしてしまいます。ストレスは万病のもとです。
食生活が乱れているかもしれない
女性の生き方が多様化していますが、30代の女性はどんな立場であれ、かなり忙しい人が多いでしょう。キャリアウーマンであれば、働き始めてもう10年以上経ち、甘えが許されない立場になっている人も多いでしょう。
また、子育てのほうに忙しくて、自分の食事は残り物を食べただけなどで、バランスが崩れたりしていないでしょうか？
なお、妊娠中や出産後は髪が抜けやすいといいます。しっかりとバランスのよい食事をして質の良い髪を取り戻さなければいけません。あまり長く放置して40代に入ってしまうと、今度は更年期の影響が出始める可能性もあります。40代前半で閉経する女性もいます。
更年期の時期に入ってしまうと、今度はホルモンのアンバランスになってしまうのが仕方なくなってきてしまいます。そうなる前に、ハゲ・薄毛を治しましょう。
ダイエットし過ぎで髪に栄養がいかない危機状態かもしれない
「女性の薄毛抜け毛治療 – 札幌中央クリニック」によりますと、栄養不足に陥ってしまった時に、最初にその影響を受けてしまうのが、髪や肌です。これらは生命活動に直接かかわりのない部分ですから、栄養が回される優先順位は低いということです。
長期間、かなり厳しい食事制限をしている女性では生理が止まっていたり、薄毛になってしまっていたりする人は実際に珍しくありません。食事制限を少し緩めるか、食事のバランスにかなり気を使うかしなければ、ハゲ・薄毛の改善は難しいでしょう。
充分な睡眠がとれていないかもしれない
睡眠は健康的に生活をしていくためには欠かせないもの。この睡眠が充分にとることができなければ、少しずつ生命活動に悪い影響を及ぼすことでしょう。
「なぜハゲるのか？｜AGAINメディカルクリニック」によりますと、毛髪の成長が最も盛んな時間帯であるゴールデンタイムの間には睡眠に入っていないと、髪が成長をするタイミングを逃してしまうんだそうです。
ちなみに、ゴールデンタイムというのは午後10時から午前3時くらいまでです。スキンケアに気を使っている人ならば、聞いたことありすよね？やはり夜はできることならしっかりと睡眠をとるのが理想的なようですね。
睡眠前にパソコンやスマホなどを見過ぎると眠れなくなりやすいので、なるべく見ないようにしましょう。
遺伝的な要素もあるかもしれない
ハゲ・薄毛は遺伝の要素が少なからずあるといいます。自分の周囲の男性の親子を見ると、納得できるケースもあるのではないでしょうか？けれども、確実に遺伝するわけでもなさそうですね。
自分の母親がハゲ・薄毛に若いことからなっていた場合は、体質が似ていて、食事の好みも見事に同じであれば、同じような現象が現れても不思議ではないでしょう。自分の母親が薄毛になり始めた年齢をこっそり覚えておきましょう。自分もそうなるかもしれないと予測しておき、はやめにハゲ・薄毛対策をしておきましょう。
気を付けていてもハゲ始めた場合は、頭皮や髪にやさしい生活を少しでもはやく始めちゃいましょう！
他に不健康な生活習慣があるかもしれない
女性ホルモンのバランスが長期間に渡って狂っているというのは、決してよい状態ではありません。健康的ではない生活習慣がある女性は改善しましょう。
≪筆者は無排卵月経で産婦人科に通った≫
実は筆者も無排卵月経で産婦人科に治療に行ったことがあります。3か月くらい「プロゲステロン（黄体ホルモン剤）」を決められた期間飲むだけの治療で、生理が規則正しく来るようになりました。この間3回ほど産婦人科に通っただけです。
その時、ホルモンのアンバランスが原因となっているかもしれない「肌荒れ」をしていたのですが、ビタミン剤などを処方していただいた記憶があります。ビタミンC剤だったかもしれません。そのおかげで肌がびっくりするくらいきれいになり感動しました。うれしいことに筆者はそれ以来、無排卵月経が治りました。
まとめ
何かと変化が多く忙しい年代の30代の女性達の薄毛は、今となっては全く珍しくはありませんが、自然なこととも言い難いです。様々なことが原因となって女性ホルモンのバランスが狂っているかもしれません。30代の女性にとって、ハゲ・薄毛は大切なメッセージでもあります。はやく対策をし始めましょう。
関連記事：女性ホルモンを増やす食べ物
関連記事：10代・20代女性の薄毛急増が深刻
